高山都

ファッション誌、ドラマや舞台、ラジオ番組のパーソナリティとマルチに活動を行っているタレントの高山都さん。現在では趣味であるランニングや料理でも活躍の場を広げています。独自のスタイルとナチュラルなライフスタイルがファンを魅了し続け、高山さんの1日が垣間見れるSNSには多くのフォロワーが集まっています。

大好評だった1冊目に続き、先月2冊⽬の著書『高山都の美 食 姿 2「⽇々のコツコツ」続いてます。』(双葉社刊)が発売されたばかりの高山さんにスタイリングのコツや現在ハマっていることについて聞きました。

— こんにちは!いつお会いしても素敵なスタイルで、着ているものや履いているシューズが気になるのですが、高山さんのスタイルは何から影響を受けていますか?

高山都さん (以下高山):雑誌を読んだりするのですが、色んなテイストのものを見ます。ショーウィンドウを眺めてヒントを探すのも好きです。

あとは、自分が洋服がよく似合う体型ではないので、普段から沢山着て、どんなシルエットでどんなバランスが似合うのか、知るようにしています。

— 全くそのような印象がなかったです。その他に気をつけていることはありますか?

高山: そうですね。TPOにあっているか、安っぽく、下品に見えないか確認しています。

― 高山さんは普段よりECCOのヒール、スニーカーやサンダルをといろいろと履いていらっしゃいますが、ECCOのシューズの魅力は何でしょうか?

高山: 抜群の足入れです!靴を履くストレスを全く感じない、フカフカに包まれるこの感覚が良いです。
それはスニーカーやフラットシューズだけでなく、ヒールが7.5cmもあるということを忘れてしまいそうなパンプスも同じです。

― 今日はECCOの2タイプのシューズのスタイルをご紹介していただくのですが、コーディネイトのポイントを教えてください。今好きなスタイルとかありますか?

高山: まずレザーのハイカットスニーカー『ECCO ST.1』ですが、今回した格好のように、花柄の甘めのワンピースをスニーカーで崩すスタイルは私の定番です。

女性らしさがあるのに、窮屈ではなく、ちゃんとアクティブに動ける。このシューズはハイカットでブーツっぽく履けるので、とても合わせやすいです。

— スニーカーなのにブーツライクですよね。高山さんが履いているモデルはフォーマルシューズに通常使用するカーフレザーをスニーカーアッパーに採用しているのですが、履き心地はいかがですか?

高山: 足入れが抜群で、ほんとうにフカフカに包まれているような履き心地です。このカーフレザ―の肌触りも気持ちいいですね。レザーの質感が上品で、スニーカーなのにショートブーツのように履けるのが嬉しいです。ツヤ感も美しい!

— もう1足選んでいただいたシューズはマニッシュなフラットシューズ『ECCO INCISE TAILORED』ですね。

高山: こちらもメンズライクなので、ドットのフレアのワンピに合わせました。敢えて、メンズ要素を足すことで、甘さが抑えられてカジュアルにワンピースを楽しめます。

— 相反する要素を組み合わせる絶妙なバランスがとても魅力的です。

高山: メンズの靴って、なんだか羨ましくなる時があって。タフなのに、上品で、履くだけで締まる感じが良かった。それが、レディースサイズもあるなんて!!

今回はワンピースに合わせましたが、とことんマニッシュなコーディネートに合わせても、上質なレザーの質感のおかげで、子供っぽくならずにキマリそうです。これはいろんなスタイルに合わせることができて楽しめそうです。

— 高山さんのシューズに求めていることなどシューズ選びのポイントは何ですか?

高山: シルエット、履き心地、安っぽく見えないか。
そこそこ良い年齢になってきたので、品も大事にしています。
楽チンだけど、ちゃんと清潔感や上品さ、上質感があるシューズって理想です。

— いろんなことをチャレンジしたり、旅をしている高山さんですが、今ハマっていることは何ですか?

高山: 相変わらず、うつわ集めは好きです。
少しずつ集めたお皿に、どんなお料理を合わせようか考えるのも楽しいです。

— インスタグラムでアップしているおいしそうな料理の数々と高山さんが合わせている器、色彩がとてもきれいです。

高山: あとは、季節が変わると、ファッションも楽しくなるので、これからは秋服のレイヤードを楽しみたいと思います。

— 2冊目の書籍は1冊目に続き気になる高山さんのメイク・ファッションのコツやおすすめの料理について語られていましたが、今回のワンピースコーディネートについても詳しくお話をされていましたね。

高山: はいっ。私はワンピースが好きなのですが、ファッションのパートでは、なぜワンピースを選んでいるのか、どんな選び方をしているのか、服もそうですが、ものの選び方、付き合い方なども綴っています。

— これから新しくチャレンジしたいことはありますか?

高山: 代官山の蔦屋書店で9月28日までイベントを行い、10月には大阪でも開催します。私の好きなものが紹介されているのですが、その中には私がセレクトした器もいろいろとあります。それにあたり、自ら窯元さんへ出向いたり、作り手さんとやり取りしたり、どんなものをセレクトするとお客さまは喜んでくれるかなーなんて考えるのが、大変ではあったけどとても楽しかったので、いつかそんなお仕事もやってみたいです。

次回は高山さんのバッグのスタイリングについてお話をお伺いします。

高山都<たかやまみやこ>

1982年生まれ。大阪府出身。
ビューティーモデル、ドラマや舞台の出演、ラジオ番組のパーソナリティなど幅広く活動。趣味はランニングと料理。フルマラソンを3時間41分で完走の記録を持つ。自身のインスタグラムでは「#みやれゴハン」として日々のごはんを投稿している。美味しいものと音楽、お酒とランニングをこよなく愛す。