歩くことってそんなに大切なの?歩くことでどんな効果があるの?毎日キラキラ過ごしている人の秘訣は?---そんな疑問に各界のエキスパートたちがお応えします。

中村 浩幸 HIROYUKI NAKAMURA

足と靴と健康協議会(FHA)認定上級シューフィッター
シューフィッター養成講座 講師 実技指導員

靴メーカーに20年勤務後独立し現在はシューリペアの工房を経営。 また大手メーカー、靴チェーン店などと契約し社員教育を担当。販売員の育成に努める。 趣味はジョギング、今年の東京マラソンでは見事完走した。

Q:ウォーキングに重要な靴選び。良い靴というのはどういうものなのでしょうか?

A:良い靴とは足をしっかりと抑えてくれることが重要です。ただがっちり抑えるのではなく、支えるべきところはしっかり支え、動くべきところはしっかりと動かしてくれること。一見当たり前のように思えますが、それを実現してくれる靴というのはなかなかないのが現状です。足にトラブルを抱えている人は、自分のトラブルに靴が当たらないように大き目の靴を履きそれが「心地よい」と思っていらっしゃる方も少なくありませんが、それは間違いです。歩いたときに靴の中で足が前後に動くような靴はNGです。そのような靴を履くと、靴の中で足が必要以上に動くので汗をかきますし、指が靴先に当たることで圧迫されます。そして足を無意識に踏ん張らせることによっていつも以上に疲れてしまうものです。長い時間歩くことを考えるのであれば、軽い靴のほうがいいでしょう。

Q:良い靴を選ぶときの注意点はありますか?

A:実際に歩くときに履くソックスを用意することが重要です。

① まずかかとを靴のかかと部分にきちんと合わせること。
② 足指付け根の関節部分が靴の広いところにあっているか確認すること。
③ 関節の付け根部分に緩みや圧迫がなくフィットしているかどうかをチェックすること。
④ 甲の部分でしっかりと足が抑えられているかを確認すること。
⑤ かかとがフィットしているか、くるぶしが当たっていないかを確認すること。
⑥ 足のサイズ、形状は左右で異なります。必ず両足 履いてみて少し歩いてみることをお奨めします。

歩くことで足全体や足裏のフィット感を体験することが出来ますからね。



Q:最後にこれから歩こう!と思っている方々にメッセージをお願いします。

A:足のこと そしてシューズのことを良くわかっている、相談できるスタッフを見つけることも良い靴と出会えるための大きな財産です。そしてやっぱり自分の足と一体化させていくのであればレザーの靴をお奨めしますね。靴はその人にとって毎日を一緒に過ごすパートナーのようなものです。自分の相棒をきちんと手入れすればちゃんと応えてくれますし、長く付き合っていくことが出来ますよ。

古閑 美保 MIHO KOGA

プロゴルファー

1982年生まれ。10歳からゴルフを始め、2001年からプロに転向し、2003年にはヨネックスレディースゴルフトーナメントで初優勝を達成。2008年、初の賞金女王に輝いた。2011年にトーナメントからは退いたものの、プロゴルファーとして 解説者、ジュニアレッスン、トークショー等で活躍中。

Q:古閑さんは以前より「走るよりも歩く派!」とおっしゃっていますが、いつから歩くことをはじめたのですか?

A:ゴルフを始めたときから歩くということは常に生活の一部になっていました。ゴルフというのはまさに「歩くスポーツ」です。ラウンドすると 一回で約10KMを歩くことになります。ゴルフをやらないときでも愛犬との散歩は日課。朝晩2回散歩をしています。愛犬は散歩が大好きなので 自然と私自身も歩くことになっています(笑)

Q:歩くときに特に意識していることはなんでしょうか?

A:ウォーキングする際はフォームを意識して行っています。フォームや姿勢を意識することで肩の可動域を広げたりなどの効果も見込めますからね。大きく息を吸うことで酸素を取り込むことも大事。そうすることで気持ちが落ち着くし、毎日ハッピーでいられます。

仁香 NICA

モデル、ウォーキングアドバイザー、姿勢アドバイザー
URL:https://ameblo.jp/nica-idea/

CanCamの専属モデルとしてデビュー。表誌を飾るなど多くの雑誌に登場し6年間第一線で活躍するが、急激な体重増加により一時休業。あらゆるダイエットを試す中ウォーキングをきっかけに減量に成功。ダイエットに成功したウォーキングを極めるためウォーキングと姿勢アドバイザーの資格を取得する。現在は、STORYのレギュラーモデルをはじめとする雑誌やテレビ等に多数出演するかたわら、ウォーキングと姿勢についての講演やワークショップを行い、美のアドバイザーとしても活躍中。『美人な歩き方 - 死ぬまで自分の足で美しく歩き続けるための究極のバイブル』を今夏出版。

Q:ウォーキングを始めたきっかけは何ですか?

A:以前、13キロ体重増加してしまい、ありとあらゆるダイエットを試しましたが、無理なダイエットということもあり続かず、痩せてもすぐリバウンドをしてしまいました。誰もが経験することだと思います。私もこの壁にぶつかり一時モデルを休業したほどでした。そんな中、始めたのがウォーキング。いっそのこと無理なダイエットをやめ、最寄りの駅の一駅前で降りて歩くということを始めました。今までが嘘かのように痩せていきました。

Q:仁香さんにとってウォーキングとは?

A:ウォーキングアドバイザーの資格を取り正しい歩き方に変え、近年は体幹が鍛えられ、インナーマッスルも強くなりました。普段の歩きを正しい歩き方に変えるだけで、ダイエット効果はもちろんのこと、インナーマッスルも鍛えられます。地味な動作ですが思っている以上にカロリーも消費しますし、特別な時間を設けなくても普段の生活に取り入れることができるのがまたポイントです!そして何より自分と向き合う1番の近道だと思っています。ウォーキングにより理想の体型になれたり、体質を改善ができると心も前向きになります。

ロネ・レンストレム Lone Rehnström

自営業 (ハーネスの製作・販売/犬製品に関するワークショップ、等)

デンマーク オーフス出身

Q:毎日どのくらい歩いているのですか?

A:雨の日も、雪の日も、愛犬イルマと一緒に毎日3回、計1.5時間近くの森や草原を歩きます。犬を飼う前は雨の日は外には出ませんでした。でもイルマにとっては天気なんて関係ありません。毎日時間が来るとカリカリとドアを引っかくので、私はレインコートと防水シューズを履いて、出かけます。

Q:歩くとどんな発見がありますか?またどんな効果を感じますか?

A:歩くといつも心が落ち着き、季節の変わりを身体で感じることができます。自然の中で歩くことは身体と心の健康にとってとても大切です。大切な人(私にとってはイルマ)と毎日歩きましょう!

加藤 光敏 MITSUTOSHI KATO

加藤内科クリニック 院長

東京慈恵会医科大学卒業、日本糖尿病学会専門医、日本循環器学会専門医、日本医師会認定スポーツ医
「糖尿病患者さんと医療関係者が一緒に楽しく走る」ことを第一目標の「チームダイアベーテスジャパン」に所属。
この1年ではホノルルマラソンなど完走。10月はクリニックの14名の糖尿病患者さんと東京地区でのタートルマラソン(距離は種々)に参加。日々の糖尿病診療で運動療法を取り入れ、クリニックでは毎土曜日に元オリンピック選手による運動教室を1時間行っている。

Q:毎日をより元気に、より健康に過ごすための秘訣を教えてください。

A:運動不足は大敵。筋肉量が減少して、エネルギー消費が低下する「サルコペニア」に近づいていきます。逆に筋肉量を増加させると基礎代謝が上昇して太りにくくなり、食後の血糖も上がりにくくなります。ウォーキングのような有酸素運動は重要です。でもこれだけでなく、筋肉増量を目指して、自分の体の重さや軽いダンベルで負荷をかける「レジスタンス運動」を加えましょう!年齢と共に筋肉を落とさないため、食事の蛋白が不足しないことも重要になります。糖尿病患者さんは「1時間動かなかったら3分間スクワット」などの自分に合った運動を加えれば良いのです。

Q:毎日の生活で歩くことを取り入れる、続ける秘訣はありますか?

A:ポイントは楽しく続けること。運動で自分自身の体が変化していくことを実感しましょう。当院でも運動している患者さん方は生き生きとして年齢より皆若いです!
運動で糖尿病を予防し、糖尿病の方は元気な生き生きライフを楽しみましょう!

讃井里佳子 RIKAKO SANUI

一般社団法人日本スロージョギング協会アドバイザー

福岡出身
福岡大学体育学部卒
運動生理学研究室、田中宏暁教授(スロージョギング提唱者)のゼミに所属。
ニコニコペースの運動を学び、研究と実践を重ねる。
「エアロビックダンスの運動強度」(日本初の研究発表)を発表
「健康」をテーマにスロージョギング指導、10分ランチフィットネスの普及、
コーチング、チョコレートの輸入販売を行う。

Q:何故人には運動が必要なのでしょうか?

A:私たちのからだは動かすようにデザインされています。昔は運動が生活そのものでした。
便利さと引き換えに、からだを動かす機会を失っていることで病気になっていることがほとんどです。ですから、病気の予防改善には「1に運動」と言われています。

Q:「歩くことや運動は身体にいい」と頭でわかっていてもなかなか続きません。アドバイスはありますか?

A:からだを動かすと気持ちがいいという体験をほとんどの方がお持ちだと思います。ここで大切なポイントは「楽だ~!気持ちいい!」ということ!ニコニコ笑っていられる程度の楽な運動(ニコニコペース®の運動※福岡大学提唱)は、おまけがたくさんついてきます。生活習慣病の予防だけでなく、脳にダイエットに、美肌にも!
一緒に体験してみませんか?